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通知NOTICE

食品工場及び業務用厨房施設における一酸化炭素中毒事故の防止について

2014年7月14日


 経済産業省より食品工場及び業務用厨房施設においてLPガス及び都市ガスの消費設備によるCO中毒事故が、本年6月末の時点で既に2件(LPガス1件、都市ガス1件)発生し、また昨年は4件発生し1名が亡くなられたことから、以下の通り事故を防止するための注意喚起要請がありました。
 つきましては県下LPガス事業者は、上述の工場及び施設のガス消費設備の使用者及び管理者への注意喚起の周知徹底をお願いします。


  1.  ガスの消費設備の使用中は必ず換気(給気及び排気の両方)を行うこと。特に夏期、冬期等冷暖房機を使用する時期においても、屋内でガスの消費設備を使用する際には、必ず換気を行うこと。
     なお、現場において換気し忘れを防止するための工夫を実践すること
  2.  ガスの消費設備の使用者及び管理者は、ガスの消費設備の使用開始時及び使用終了時に当該設備の異常の有無を点検するほか、1日に1回以上、ガスの消費設備の態様に応じ、当該設備の作動状況について点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。
  3.  ガスの消費設備及び換気設備は、日頃から手入れをすること。特に台風、地震、積雪等の自然災害後は当該設備の異常の有無を点検し、異常のあるときは、当該設備の使用中止、補修その他の危険を防止する措置を講じること。また停電中は、換気扇及び給排気設備が作動しない場合があるので、停電中にやむを得ずガスの消費設備を使用する場合は、窓を開けて換気をする等の措置を講じること。
  4.  排気ガス中に含まれる油脂等を有効に除去するために排気取入口に設置されるグリス除去装置(グリスフィルター)や、悪臭防止のために排気ダクト内に設置される脱臭フィルター等は、使用し続けると油脂等が付着して目詰まりを起こし、十分な換気量が確保できなくなることから、当該フィルターの定期的な清掃又は交換を実施すること。
  5.  万一の不完全燃焼に備えて業務用換気警報器の設置が望ましい。


(参考)平成26年
食品工場及び業務用厨房施設における一酸化炭素(CO)中毒一覧

月日 県名 死亡 中毒 事故概要 ガス種
1 1月22日 福岡県 0 1 専門学校で、授業を受けていた生徒一名が、帰宅後に体調不良のため病院で受診したところ、一酸化炭素中毒症状が見られるとの診断を受けた。
学校からのガス機器の修理依頼を受け、確認した結果、蒸し器の不完全燃焼が確認された。
学校によると、蒸し器使用中は室内の換気扇2台を稼働させ、近傍の窓を一部開けた状態で使用していたとのこと。
また、業務用換気警報器の内蔵電池のコネクター(電源)が外れた状態で設置されており、鳴動しない状態であった。
都市ガス
2 2月24日 北海道 0 7 食品加工場で、カニの茹上げ・加工作業を行っていた作業員7名が、体調不良となり病院に搬送された。
原因は、事故当時、工場内では壁と天井に設置されている排気口に外側から目張りがされ、出入口も閉鎖されていた状態でガスバーナーと灯油ポータブルストーブを使用していたところから、換気不足により一酸化炭素を含む排気が室内に滞留したものと推定される。
また、CO警報器は設置されていなかった。
LPガス


 経済産業省Webサイト


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